東急ハンズがカインズハンズになると言うニュースに、昨晩とても驚かされた四代目。
天下の東急グループと言えど、大ナタを振るわなければならない状況になってしまっている事を痛感させられます。
生活様式の変容。
思いも寄らぬ様々なところに影響が及ぶものなのだと改めて感じています。
ハンズと同じく、東急グループの一社である「伊豆急行」。
伊東から下田まで伊豆半島の東側を走る私鉄です。
近年、こちらも利用客が大幅に減少にしてしまっているようなのですが、
老朽化した車両を代替すべく、先ごろ、JRから車両が譲渡され、
その車両を伊豆急向けに改造する途中の、JR時代の塗装を剥がした状態で特別に見せて貰えるイベントがある、
と言うことで、12月11日、伊豆高原まで出掛けました。
※四代目、こうやってわざわざ出掛けてしまうほどの「鉄道マニア」です。
京浜東北線向けに作られ、京浜東北線から引退した後、房総半島を中心に活躍していたこの車両。
塗装を剥がされた状態で見られるのは大変稀なこと。
興味津々です。
「JR」の文字もうっすら読み取れます。
意外とステンレス車体に凹みと言うか、歪みと言うか、若干の凸凹感が出ていました。
塗装がはがされ、車体が綺麗に磨かれているゆえにわかる点です。
その横には、東急東横線や大井町線等で活躍し、伊豆急に譲渡され、現役として活躍している車両も留め置かれ、
特に「私鉄」に興味がある四代目としては、じっくりとこちらの車両も観察できる、至福の時間となりました。
折角、伊豆高原まで行くのだからと、道すがら、伊東駅で途中下車し、伊東駅でしか購入できない、伊豆急行線が一日乗り放題となる「伊豆満喫フリー切符」を購入しておいたので、車両観察のあとは下田まで。
伊東・下田間を単純に往復すると3300円掛かるところ、一日乗り降りし放題で1900円!
非常にお得な切符です。
伊豆熱川駅から南の区間は初乗車だった四代目。
波打ち際に線路が敷かれている区間も走行するため、車窓を存分に楽しみます。
海側に座席が向けられた「リゾート21」と言う車両に乗れたのですが、
どうですか、この迫力。
OFF観光シーズンと言えど、車内のガラっと感も気になりますが…
こんな景色を楽しめるだけでも、乗る価値あり!な路線だと痛感させられました。
(↑展望座席もある「リゾート21」。普通乗車券だけで乗車可能です。写真は黒く塗装された「黒船電車」。)
伊豆急行線の終着駅「伊豆急下田駅」。
下田は、ペリー来航でも知られ、
伊豆地方独特のなまこ壁の家も点在しているなど、
のんびりとした港町散策を楽しめます。
四代目もキンメダイの煮付けや新鮮な魚の刺身に舌鼓をうったり、
温泉銭湯でひとっぷろ浴びたり、
下田の町を存分に楽しみました。
東京からだと乗車時間がそれなりに掛かる場所とはなってしまいますが、
伊豆急行線を満喫しきった旅となりました。
あまりにも楽しすぎたので、また乗りに出掛けよう!と密かに企んでいます。
リフレッシュにもってこいです。
ちなみに帰りに乗った電車は、赤い塗装の「キンメ電車」。
座席は、何とも可愛らしい「金目鯛柄」でした。
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