政府による持続化給付金。
4月の売上が前年比半分以下となってしまった弊社にとってはとてつもなく有難いものです。
5月以降も売上はかなり減っており、取引先の担当者の方々から「新規発注が出せない状況」と言った話やら百貨店の状況やら等を実際に聞くと、先行きに不安が全く無い!とは全く言えない状況です。
そんな中での「持続化給付金」。
会社を続けて行く上で、本当に心強く有難い制度です。
5月1日に申請手続きが開始され、安倍首相は概ね2週間、最速で1週間で指定の口座に振り込みます!と力強く語っていました。頼りになるじゃん!と思ったものです。5月1日の夕方、アクセスしづらくなっていたサイトから何とか申請手続きを済ませる事が出来たときは心からホっとしました。
今日は入梅間近の6月5日。
弊社が指定した口座にはまだ、持続化給付金の入金はありません。
あれ?安倍さん。
先日、初日申請者の7割だか8割の人に総額何百億円振り込んでますよ!などと梶山大臣が答弁していたのを見ましたが、
電通さんやらトランス・コスモスさんやら、優秀な社員さんが多く在籍していそうな会社さんの手に掛かっても、
こんなにも、最速1週間が5週間以上掛かっちゃっうほど手間が掛かる作業なんだな、ご苦労様!と、もう他人事のように思えて来ているような状況です。
「軽微な修正が必要な個所があり、事務局でその修正を済ませました」
5月29日の深夜3時に1通のメールが届きましたが、それ以外は音沙汰なし。
状況を確認したくとも、確認出来ない状況が続いています。
今回のコロナ騒動で、日本の行政の弱い部分が完全にあぶり出されました。
特別定額給付金にしたって、そうでしょ?
市役所の方々は、今必死に、朝から夜遅くまで作業を進めて下さっているものと思います。にも関わらず、オンラインで給付申請を済ませられても振込は申請からかなり経ってから。
海外に目を向けてみると、即払いが可能な構造やシステムが築けているところもありますよね。
今後、日本では東日本大震災をはるかに上回るような大きな被害をもたらす災害が必ず起こるでしょ?
そうなった時の超混乱ぶりが容易く想像出来てしまいます。
色々と改善すべき点が素人目にはあるように思えるのですが、
いざ変えるとなると「やれなんだ、かんだ」となるのでしょう。「何より人材と資金が足りないんです!」等とも。
取り敢えずは清き1票をこれまで以上に熟考して投じる1票にしなきゃいけません。
来月は都知事選。
早速、熟考した1票を投じる事の出来る機会が訪れます。
その前に給付金、振り込まれてるかな?
それすら分からない現状があるのが、現実で事実です。
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